有効な対策を講じない
政治・行政への怒りのブログ

病院、保健所、学校など児童相談所の子どもの一時保護しないなどの措置に不安がある方からの通報、相談を弁護士がお受けします。

児童相談所の不適切な対応により、子どもが死亡した事例はコチラ

加害者による出版から
被害者遺族を守る法制度を
求める活動を行っています。

2015年7月15日、自民党に法整備を求める要望書を提出しました。

要望書 新聞記事

虐待の現状、問題点と必要な法制度(概要)

虐待の現状

  • 虐待の通報件数は年間5万件超。殺される子どもは毎年数十人
  • 病院、学校、共同住宅からの通報が少ない、あっても救出・保護が遅れる事案が多い。虐待死の見逃しが多い。
  • 誰にも知られない被虐待児が極めて多数存在し、精神的ケアが全くなされず、トラウマに苦しむ
  • 保護された被虐待児が劣悪な環境で生活し、精神的ケアがほとんどなされていない

問題点

  • 虐待の通報が少ないー特に、病院、学校、共同住宅
  • 児童相談所が虐待を知りながら保護せず、子どもが殺される事案の多発
  • 警察が積極的に虐待事案の発見、保護、検挙活動に取り組んでいない
  • 病院、警察での虐待死見逃し事案が多い
  • 虐待を繰り返す親に対する監視・指導・治療が不十分
  • 刑罰による抑止力が不十分
  • 被虐待児の治療・精神的ケアが不十分
  • 児童相談所の人員不足・一時保護所の受入れ人数の不足
  • 18歳を超えた被虐待児への支援が全くない

必要な法制度の改善

  • 病院・学校等からの通報の励行を促す制度の整備
  • 警察官による虐待を受けている疑いのある子どもの緊急保護
  • 児童相談所が子どもの安全を最優先として一時保護を行うことの義務づけ
  • 著しい虐待により子どもを死に至らしめた親・同居人に対する厳罰化
  • 児童養護施設に入所できる年齢の引上げ
  • 児童ポルノの単純所持を罰則で禁止
  • 虐待・性犯罪被害を受けた子どもの心の傷の治療の公費負担
  • 養育費の支払いを確保するための制度の整備
  • 子どもが死亡した場合の死因検証制度の整備
  • 性被害を受けた子どもからの事情聴取の負担を軽減し、信用性を確保するための制度の整備