2023年12月5日に「ジャニーズ事件を機にインターネットを利用した誹謗中傷の処罰及びプロバイダ等の責務の特例を定める法律の制定等を求める要望書」を法務省(刑事局刑事法制管理官室・参事官)と総務省(総合通信基盤局利用環境課・課長)に提出し、誹謗中傷防止のため有効な法整備を要望、司法記者クラブで記者会見いたしました。
https://news.ntv.co.jp/category/society/57fb770b124f41ff8377292b9acc023c
私どもは、本年11月10日付で、「ジャニーズ事件を機に子どもを性犯罪・性的虐待から守る法整備を求める要望書」を提出し、政府に働きかけを行っておりますが、Think Kids(シンクキッズ)こどもの虐待・性犯罪をなくす会
その後、被害者の方のおひとりがSNS等による誹謗中傷により自殺されたという報道に接しました。本来社会から深い敬意と同情をもって接せられるべき犯罪被害者の方が、誹謗中傷を受けるなどあってはならないことで、このような事件が起こることはわが国社会が深く病んでいることを示すとともに、誹謗中傷対策の法整備がなされていないと痛感いたしました。
そこで、犯罪被害者の方をはじめとして、何の落ち度もない方がSNS等による誹謗中傷で苦しめられるという事態を少しでも少なくするため、インターネットを利用した誹謗中傷に限定しその法定刑の引上げとプロバイダにネット上の誹謗中傷情報の削除と発信者情報開示の積極的推進を義務付ける法律の制定を求めることといたしました。
ジャニーズ事件を機に、子どもを守るための法整備のみならず、誹謗中傷から被害者の方をはじめ何の落ち度もない方を守るための法整備を求めて、政府に働きかけて参ります。