1. 月19日に心愛さん虐待死事件の父親の判決が出されることを機に、いまだ警察との全件共有と連携しての活動を拒み続ける、千葉県・千葉市、東京都、香川県、横浜市、福岡県・福岡市等に再度、再々度の要望書を提出いたします。
下記URLをクリックして表示される真ん中より少し下の方の8つの「3度目の〇〇県要望書」との題名のものをさらにクリックすると表示されます(ただし、2回目の要望書のものもあります)。3月19日に発出予定です。
公判で残虐極まりない虐待が続々と明らかになり、改めて心愛さんの受けた耐え難いほどの恐怖と苦しみを思うと胸が押しつぶされそうになります。そして、それを放置した千葉県の児童相談所のずさんな対応に怒りが収まりません。せめてかくも悲惨な事件を起こした千葉県の児童相談所が真摯に反省し再発防止策を取っているのならともかく、いまだ千葉県は、警察等関係機関と全ての案件を共有の上連携して対応することを拒否しています。
下記ホームページ記載のとおり、私どもの調査では現在34の自治体で全件共有が実現しており(市長が実施を表明、前向きに協議中を含む)、児相設置自治体の70の半数近くに上ります(HPを更新しました。ご一読ください。)。
ところが、児童相談所が案件を抱え込み警察と情報共有も連携もしないまま心愛さんを虐待死に至らしめた千葉県の児童相談所はいつまでも警察との情報共有を拒んだままです。他の多くの自治体では心愛さん事件、結愛ちゃん事件等を教訓に警察との全件共有に取り組みながら肝心の千葉県がいつまでも閉鎖的対応を続けているのです。
千葉県のほか、千葉市、
〇結愛ちゃん事件、愛羅ちゃん事件、玲空斗ちゃん事件、海渡くん事件等を引き起こした 東京都
〇結愛ちゃん事件を引き起こした 香川県
〇詩梨ちゃん事件を引き起こした 札幌市
〇璃愛来ちゃん事件を引き起こした 鹿児島県
〇あいりちゃん事件等を引き起こした 横浜市
〇福岡県田川市エアガン虐待死事件、北九州市男児虐待死事件、筑紫野市女児虐待死事件等多くの虐待死事件を引き起こし、あるいは父親か子どもを殴るのを見ながら児相職員がそのまま帰るなどの対応をしている 福岡県、福岡市、北九州市
〇伊丹市・三田市女児虐待死事件等多くの虐待死事件を引き起こした 兵庫県
も私どもの再々の要望に応じないままです。
そこで、これらの自治体に再度あるいは再々度の要望書を提出する予定です。
このような役所の縦割り・閉鎖的体質・怠慢により救えたはずの命が救えなかった子どもたちのことを決して忘れてはならず、二度と同じような、救えたはずの子どもの命を救えないようなことがないようベストの態勢を作ることが、私たち大人の義務と考えます。一つの機関だけで虐待から子どもを守れるわけがないのです。
皆さんには是非これらの自治体の知事・市長に働きかけていただきたいですし(下の方に要望文例をつけております)、報道機関の皆さんには是非とも大きく報道していただくことを期待しております。